メニュー
スマイルゼミ
カテゴリー
yu-to
オンライン家庭教師/ブログ運営
本ブログを運営しているyu-toと申します。

勉強は”孤独”です。
塾に行っていても、友達と勉強していても、最後はどれだけ孤独と戦えるかが重要です。

このブログでは、孤独と戦う受験生や社会人になってから学び直している人、子供に勉強を教えるお母さんお父さんに向けてなるべく途中式を飛ばさずに解説をまとめています。

少しでも助けになると幸いです。
LINE無料相談こちらをクリック

【三角関数】『三角方程式』三角比が2種類含まれた三角方程式

  • URLをコピーしました!
目次

三角比が2種類含まれた三角方程式

今回は三角比が2種類含まれた三角方程式です!

今回扱う問題

\(2\cos^2\theta+\sin\theta-1=0\)

\(\sin\theta\) と \(\cos\theta\) が混在してますね… このままだと、計算することができません。そこで、ある公式を使って \(\sin\theta\) もしくは \(\cos\theta\) に揃えていきます!

では、使用する公式について確認しましょう!

三角比の相互関係

三角比の相互関係

\(\sin^2\theta+\cos^2\theta=1\)

\(\tan\theta=\displaystyle\frac{\sin\theta}{\cos\theta}\)

\(\tan^2\theta+1=\displaystyle\frac{1}{\cos^2\theta}\)

\(\sin\theta\) もしくは \(\cos\theta\) に揃うように三角比の相互関係を駆使して式変形をしましょう。

三角比が2種類含まれた三角方程式の解法手順

STEP1 三角比を揃える
STEP2 三角比を文字に置く
STEP3 二次方程式を解く
STEP4 文字を三角比に戻す
STEP5 三角一次方程式を解く

「STEP 1 三角比を揃える」について
三角比を揃える方法は3パターンあります。詳しく知りたい方はこちらをチェック

三角比が2種類含んだ三角方程式(問題)

\(0\leq\theta \leq 2\pi\) のとき、次の方程式を解け。

 \(2\cos^2\theta+\sin\theta-1=0\)

理系大学レベル別おすすめ数学テキスト
>>

答案の例

\(2\cos^2\theta+\sin\theta-1=0\)

\(\sin^2\theta+\cos^2\theta=1\) より

\(2(1-\sin^2\theta)+\sin\theta-1=0\)
\(2-2\sin^2\theta+\sin\theta-1=0\)
\(-2\sin^2\theta+\sin\theta+1=0\)

\(\sin\theta=t\) とおくと、

\(-2t^2+t+1=0\)
\((2t+1)(-t+1)=0\)
\(t=-\displaystyle\frac{1}{2}\), \(1\)

\(\sin\theta=-\displaystyle\frac{1}{2}\), \(1\)

① \(\sin\theta=-\displaystyle\frac{1}{2}\) \((0\leq \theta\leq 2\pi)\)

\(\theta=210^\circ\), \(330^\circ\)

よって、\(\theta=\displaystyle\frac{7}{6}\pi\), \(\displaystyle\frac{11}{6}\pi\)

② \(\sin\theta=1\) \((0\leq \theta\leq 2\pi)\)

\(\theta=90^\circ\)

よって、\(\theta=\displaystyle\frac{1}{2}\pi\)

したがって、\(\theta=\displaystyle\frac{1}{2}\pi\), \(\displaystyle\frac{7}{6}\pi\), \(\displaystyle\frac{11}{6}\pi\)

解説

STEP1 三角比を揃える

\(2\cos^2\theta+\sin\theta-1=0\)
\(\sin^2\theta+\cos^2\theta=1\) より
\(\cos^2\theta=1-\sin^2\theta\)

よって、

\(2(1-\sin^2\theta)+\sin\theta-1=0\)
\(2-2\sin^2\theta+\sin\theta-1=0\)
\(-2\sin^2\theta+\sin\theta+1=0\)

STEP2 三角比を文字に置く

\(\sin\theta=t\) とおくと、\(-2t^2+t+1=0\)

STEP3 二次方程式を解く

\(-2t^2+t+1=0\)
\((2t+1)(-t+1)=0\)
\(t=-\displaystyle\frac{1}{2}\), \(1\)

STEP4 文字を三角比に戻す

\(\sin\theta=-\displaystyle\frac{1}{2}\), \(1\)

また、\(0\leq \theta\leq 2\pi\)

STEP5 三角一次方程式を解く

① \(\sin\theta=-\displaystyle\frac{1}{2}\) \((0\leq \theta\leq 2\pi)\)

\(\theta=210^\circ\), \(330^\circ\)

よって、\(\theta=\displaystyle\frac{7}{6}\pi\), \(\displaystyle\frac{11}{6}\pi\)

② \(\sin\theta=1\) \((0\leq \theta\leq 2\pi)\)

\(\theta=90^\circ\)

よって、\(\theta=\displaystyle\frac{1}{2}\pi\)

したがって、\(\theta=\displaystyle\frac{1}{2}\pi\), \(\displaystyle\frac{7}{6}\pi\), \(\displaystyle\frac{11}{6}\pi\)

おわりに

さいごまで記事を読んでいただきありがとうございました!

数学は、時間をかけて勉強すれば誰でも成績を上げられます!

しかし、時間には限りがあります。

アプリや塾/家庭講師など自分に合ったサポートを取り入れることで、限りある時間を効率的に使うことができます。

自走して学習が進められる人
日々の悩みを解決できるコーチング面談や日々の学習計画を見直せるサポートがおすすめです。

自走して学習が進められない人
毎週講師による授業をしっかり受けて、宿題を設定してもらうサポートがおすすめです。

>>

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメントはお気軽に♪

コメント一覧 (2件)

コメントする

目次